ユニクロ、今夏にマスク参入、高機能素材で通気性良く!

国内では「緊急事態宣言」が解除され(5月25日)、少しずつ日常を取り戻す取り組みが始まっています。しかし、ウイルスを完全に終息させたわけではありません。警戒を怠ると感染が再拡大する懸念があります。季節はこれから梅雨、そして夏に向かいます。マスクが必需品となった生活に慣れてもきましたが、気温があがるにつれて、マスクをすることの不快感も増してきたように思います。

2020年5月23日付け日本経済新聞電子版に掲載された記事より、

ユニクロは今夏、マスク事業に参入する。通気性の良い素材を使い、夏場でも蒸れにくい布製マスクを生産販売する。価格は未定だが千円程度とみられる。新型コロナウイルスに対応する緊急事態宣言は解除が進むが、感染防止策としてマスクを求める消費者は依然として多いと同社はみている。”

ユニクロがマスクに参入

ユニクロの主力商品である機能性肌着「エアリズム」の素材でマスクを作る。エアリズムは熱気や湿気を放出する働きがある。通気性や速乾性に優れて汗をかいても蒸れにくい。エアリズムの年間販売は世界で1億枚近いとされ、中国や東南アジアなどで縫製している。この一部をマスクに転用する。ユニクロの店舗のほか自社サイトでも販売する。

“新型コロナウイルスの感染が広がった2月以降、国内はマスク不足が続いていた。4月にはシャープの参入などがあり一時期より供給量は増えているが、高品質な商品を中心になお品薄が続いている。柳井会長は中国の取引先から調達した防護服や医療用のマスク計500万枚を国内の医療機関などに直接無償で提供する方針も明らかにした。医療機関への支援を求める京都大学の山中伸弥教授の提言に賛同する形で提供を決めた。防護服は感染症指定の大規模病院などに供給する。マスクは同社が窓口を設置し、希望する病院に提供する。”

エアリズムの素材を活用した、布製のマスクはどのような製品になるのでしょうか。通気性と防ウイルス性の関係が少し気になりますが、夏場に少しでも不快感を低減してくれるマスクができれば、大変助かると思います。新型コロナウイルス対策は長期戦になりそうです。これから暑くなる時期、また秋以降に寒くなってゆく時期の対策を考えておく必要がありそうです。感染予防対策は大切ですが、それぞれの季節を少しでも快適に過ごせるように、色々と工夫できればと思います。

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