ユニクロ、服を補修・リメーク

服を大切に長く着るためには、「服を修理する」ことが必要になります。これは服を修理する場所や技術が提供されるということです。一般的な服なら、近所の駅ビルなどにある服の補修や修理のお店でやってもらえます。ダウンウェアやレインウェアなどの特殊なものになると、一般的な補修や修理のお店では対応できないので、ゴールドウィンやパタゴニアは自社店舗やネット経由で自社製品の修理を受け付けています。カジュアル衣料のユニクロも自社製品の補修やリメークをするサービスを開始するという話題です。気に入った服は、大切に長く着ましょう。それが衣料品の環境配慮の基本です。

2022年10月19日付け日本経済新聞電子版に掲載された記事より、

ユニクロの修繕・リメーク専用スペース(イメージ)

“ファーストリテイリング傘下のカジュアル衣料品店「ユニクロ」は10月19日、服の傷んでいる箇所を補修したり、刺しゅうなどのリメークをしたりするサービスを始めると発表した。10月22日から2023年3月まで世田谷区千歳台店(東京・世田谷)に専用スペースを設置する。ユニクロで購入した服が対象で、できるかぎり当日中に、穴やほつれ、股ずれなどを補修する。価格はTシャツの穴尚志やシャツなどのボタン付けが500円。ジーンズの股ずれは1500円。刺しゅうやプリントなどのリメークにも対応する。飽きて着なくなった服などに、好きなデザインや文字を組み合わせた刺しゅうを入れる。ロゴや手書きのイラストをスキャンして、服にプリントすることもできる。価格は500円から。”

海外での補修・リメークのサービス

“米コンサルティング大手のマッキンゼー・アンド・カンパニーによると、衣料品関連の温暖化ガス排出量は2018年に約21億トンと、世界全体の約4%を占める。ユニクロは服を補修・リメークして長く使えるようにすることで、顧客の満足度を高めるとともに、環境負荷の低減にもつなげる。ユニクロは2021年8月に独ベルリンの店舗で修理・リメークするスペースを設置し、米ニューヨークや英ロンドン、シンガポールなど約10店舗で展開している。国内では初めて。需要や店員の作業の修練度を見て、国内でのサービス拡大を検討する。

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