号外:スポーツが心をポジティブにする!

みなさんは日頃、定期的に運動されているでしょうか。私のように、運動不足だと感じている方も多いのではないでしょうか。公私に関わらず色々とストレスの多い毎日ですが、運動することで、体力維持だけではなく、気分転換することで乗り切っていきたいと思います。以下は、アシックスが実施しているちょっとおもしろい調査についての話題です。

2022年4月20日付け日本経済新聞電子版に掲載された記事より、

”気持ちが沈みがちな時には、体を動かすことが気分転換に有効とされる。実際にスポーツがメンタルにポジティブな影響をもたらすのは間違いないようだ。では、その効果を得るのにはどれくらい運動を続ける必要があるのか? それは「15分9秒」。アシックスが先日、こんな明確な数字を公表した。同社はスポーツがメンタルに及ぼす影響を可視化するシステム「マインドアップリフター」を開発。2021年6月からそれをインターネット上に公開して世界中から参加を募り、実証実験を進めている。”

”どんなシステムなのか。無料でスマートフォンなどで使えるので試してみた。特設サイト(https://minduplifter.asics.com/)にアクセスしてまず自分の顔の表情をスキャン。続いて性別や年齢を打ち込み、精神状態に関するいくつかの質問に回答した後、実際にスポーツを楽しむ。ジョギング、ウォーキング、水泳、筋トレ、球技、格闘技など、基本的には何でもOKのようだ。終了後に再び顔のスキャンと質問への回答を終えると、「リラックス」「充実感」「集中度」など10項目の精神状態がどう変化したのかが数値化され、表示される。こうやって世界中の参加者が実際に行った運動の時間とメンタルの変化を分析して15分9秒という数字が出たという”

”自分は自転車型トレーニングマシンを20分こいでみた。終了後に質問に答えている時点で、すでに気分がポジティブに変わったのは分かった。顔の表情の変化と質問への回答で、脳と感情の変化を測定して数値化しているそうだが、具体的なメカニズムは公表されていない。”

”正直言って、15分9秒という数字には半信半疑である。対象となるスポーツが幅広すぎるし、どの程度の負荷の運動が必要かも明示されていない。ただ、それも年齢や運動習慣によって違うはず。現時点ではそれぞれがスポーツをしていると感じる状態を15分を目安に続ければいいということだろう。もちろん1回だけでなく毎日習慣として続ける方が効果は高くなる。なんでもいいから15分ちょっと体を動かせばいいとなれば、ハードルも低い。

”自分自身を振り返ってみて、最近は気分が沈みがちだと感じる。新型コロナウイルスの感染拡大やウクライナ情勢など、向き合うのがつらいニュースが続くせいもあるのだろう。気持ちが落ち込んでいると感じたら、ウォーキングでも筋トレでもとりあえずやってみようという気になった。”

やはり体を動かしていると、少なくともその時間は、あまり余計なことを考えずに過ごせるように思います。散歩程度では、色々と物思いをすることもありますが、歩きながら深刻なことを考え続けるということはないように思います。これから初夏を迎え、気持ちも前向きになってくるでしょう。みなさんも、運動してポジティブに過ごすことを考えてみてはいかがでしょうか(もちろん私も)。

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